★★★
全2巻
2013年-2018年

●あらすじ(GEMINIより)
主人公は、『ジョジョの奇妙な冒険』第4部に登場する人気漫画家・岸辺露伴。「リアリティこそが漫画に生命を吹き込む」という揺るぎない信念を持つ彼は、面白く真実味のある作品を描くための「取材」に異常な情熱を傾けています。相手を「本」に変えてその記憶や人生を読み取り、時に書き込みによって行動を制限・指示できるスタンド能力「ヘブンズ・ドアー」を駆使しながら、自身で体験した未知の出来事を作品の糧にしています。
この物語は、露伴が好奇心のおもむくままに各地へ取材に訪れたり、奇妙な人物と関わったりする中で遭遇する、不可解で恐ろしい「怪異」を描いたサスペンスホラースピンオフです。タイトルにある「動かない」とは、露伴がストーリーの主役として事件を解決するヒーローではなく、あくまで出来事の目撃者や語り部(ナビゲーター)として存在するスタンスを表しています。
物語の中で露伴が立ち向かうのは、通常のスタンド使いではなく、山奥の村に潜む不気味なマナーの掟、妖怪や怪奇現象、都市伝説、人間の執念やエゴが生み出す恐ろしい禁忌など、理屈の通らない怪異ばかりです。山を買って破産しかけたり、高級別荘地の購入審査で課される命がけの試練に巻き込まれたりと、露伴は取材熱心さが災いして度々絶体絶命の危機に瀕します。
しかし、どれほど恐ろしい怪異に襲われ、命の危険に晒されようとも、露伴の屈しない精神力とヘブンズ・ドアーを用いた咄嗟の機転、そして「これを漫画のネタにできる」という執念で危機を突破していきます。怪奇現象に対する鋭い観察眼と人間心理の洞察、そして荒木飛呂彦作品ならではのサスペンスと心理戦が繰り広げられる、異色のオムニバスミステリーです。
●感想
久しぶりにジョジョを読みました。
このころの作品が一番好きですね。