「テセウスの船」@東元俊哉

★★★★

2017年-2019年

全10巻


英雄の乗った船を保管し、修繕していたら最後は元の部分が無くなってしまったというテセウスの船。

それになぞらえて作られた話なので、どんな話かと思ったのですが、いきなりタイムリープして産まれる前の世界に行き、家族のいろいろな疑問や謎を解いていく話なのですが、すごい奇妙な内容で、だいぶ暗い話ですね。

過去を変えると未来が変わり、そこからの話も複雑化していくのですが、犯人がわかったあとも続いていきます。

最後はどうなるのかと思ったのですが、まぁ妥当なところに落ち着いたという感じでしょうか。

良い未来になったのである意味ハッピーエンドなのかもしれません。

なかなか難しい話で読むのに体力がいりますが、堪能できました。

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