「ハカイジュウ」@本田真吾

★★★★★

全21巻

2010年-2017年

突然、東京の立川市で地震と共に特殊生物と呼ばれる怪獣が暴れ出します。

立川市というところが、かなり身近な感じでよいですね。

とんでもない怪獣は町を蹂躙していき、立川市から逃げようとしても町全体を溝が囲っており、出ることが出来ない状況になっています。

しばらくして自衛隊がヘリで来ますが、助けに来たわけではなく特殊生物の幼体を確保しに来ただけ。

その後、何とか立川を脱出しますが、そこからも大変です。

都庁や東京ドームは特殊生物と戦うための作りになっていたなど、とんでもない展開に。

さすがにここまで政治家やテレビ局が知っていたのであれば、情報は漏れていただろうに・・・。

いろいろな兵器を駆使しますが、どれも決定的な効果はあげられず、最後は特殊生物と人間が融合した生物兵器が一番強いという話の展開に。

やはりそうなりますよね。

そこからは、やや寄生獣を思い出してしまう内容ですが、何とか倒しても、次から次にさらに絶望的な展開が続きます。

そして、やっと終わったと思ったら、第二部が。

これまたすごい展開で話が進み、最後はお決まりの人間が地球にとって害虫だという展開です。

無茶苦茶なストーリーですが、気軽に読めて、面白かったです。

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