「ブッダ」@手塚治虫

★★★★

全14巻

1972年-1983年

手塚治虫の傑作漫画です。

仏教の始まり、「ブッダ」の誕生が描かれています。

一国の王子でしたが、そこから修行をしてついに悟りを開くという人生ですが、人間らしさが処かしこにあります。

ブッダは「目覚めし者」という意味らしいですが、予知能力があるものなど、超能力者がでてくるものの、それらの人ではなく悩み、苦しんだブッダが選ばれます。

死ぬ時期は分かっていて、生きている間により多くの人に伝えようと旅をします。

生きとし生けるものはすべて一体であり、動物も虫も同じ一つの生命であるという考え方は仏教のすごいところですね。

そのために無意味に虫さえも殺さないという考え方、奥が深いです。

罪をたくさん犯した人も、その後の善行で救われるという考え方もすごいですね。

その考え方が本やアニメで伝わっている現代であれば普通のことかもしれませんが、これを初めに考えるのは難しいと思います。

やはり何かが降りてきたのでしょう。

まさに目覚めし者ですね。

絵の古さもあり、何度も読むにはつらいところですが、一生に一度は読んでおきたい漫画だと思いました。

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