「人間カード」@黒井嵐輔×塩塚誠

2020年8月16日

★★★

2017-2020年

全7巻

人間が弱みを握られるとカードにすることができるという人間カード。

発想がなかなかいいです。

カードにした後はとらえたものの好きにできる。

臓器売買などに発展するところも、なかなかダークさを感じます。

そして、友人がその餌食になります。

さらに、その主犯がまさかの人だったりするので、これはなかなか考えられているなぁとも思えたのですが、どうも話がぐちゃぐちゃで、いまいち入り込めません。

伏線が多すぎるのか、あまり考えずに複雑化しているのか、説明しないことが良い漫画と思っているのか、よくわかりませんが、読み進めていくと面白みがなくなっていきます。

それでも巻数の少なさのおかげで読み切ることができました。

絵も綺麗なので、あとはストーリーがもう少し面白ければよいのですけどね。

ネームの時点でデスノートのようにしっかりとしたものに仕上げてくれると面白い漫画になったかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする