★★★☆
全1巻
2020年

●あらすじ(GEMINIより)
『Dr.STONE reboot:百夜』は、人類が謎の光によって一瞬で石化したその瞬間に宇宙ステーション(ISS)に滞在していた、主人公・石神千空の父である百夜たちの知られざる闘いを描いた公式スピンオフです。
地球上の全人類が石化するという前代未聞の絶望に直面したISSの宇宙飛行士6人。彼らは人類最後の生き残りとして、石化の原因を探り、そして地球に残された人類を救うため、自らの危険を顧みず地球への帰還を決意します。本作では、本編で語られた「百夜たちが地球へ降り立つまでの物語」の裏側に加え、もう一つの主役である自律思考型AIロボット「レイ」の途方もない旅路を描いています。
百夜たちが地球へ帰還する際、レイは宇宙ステーションに残され、宇宙空間から彼らの無事を見守りつつ、ISSの維持・管理という命題を与えられます。百夜は「必ず戻ってくる」と言い残して地球へと旅立ちますが、地球上の百夜たちが数十年をかけて人類再起の礎(百物語)を築き、やがて寿命を迎えてこの世を去った後も、レイは宇宙で独り、その教えと約束を頑なに守り続けます。
宇宙ゴミ(デブリ)の衝突や機器の老朽化によって崩壊の危機に瀕するISSを修復するため、レイは限られた資材と持ち前のAI思考を駆使し、宇宙空間での素材採取や自己改修を重ねていきます。過酷な宇宙環境の中で何百年、何千年という果てしない時間が流れても、レイのCPUの中にあるのは「百夜を待ち続ける」という純粋な想いだけでした。
本編の作画を担当するBoichi先生が自らストーリーを手掛けた本作は、圧密な作画で描かれる迫力のSF宇宙描写とともに、千空に未来を託した父親の愛、そして主人の言葉を信じて数千年の孤独に耐え抜いたAIの健気な絆を描き出した、涙なしには読めない至高のSF胸熱ドラマです。
●感想
主人公が石神千空の父である百夜。
ここまで息子のことを信じられるかということがあるけど、AIロボットのレイが最近のAI技術の発展から実現できそうな気もしています。
こんな未来は嫌だけどなぁ。