~2巻まで
★★★★☆
チェロが得意な少年。その兄もチェロを弾いていたがいつしか辞めてしまい、少年だけが弾いている。田舎なので他にチェロを弾ける人もおらず、それでも夏に世界的に有名なチェリストが訪れるという環境。
東京のチェロの大会で優勝したりして実力はあるが、二人で弾きたいという気持ちが強く、そんな中船が難破して一人の少年が浜辺に流れ着きます。
その少年は漂流しているときにチェロの音に呼ばれたとのことで、チェロが得意な少年とのみ話、その家に住むこととなります。
一緒にチェロができることではじめは喜んでいたのですが、実は漂流してきた少年のほうがチェロの才能があると分かり、急に嫌いになるという、まぁ音楽でもスポーツでもよくある話。
しかし、その内容が非常に深く描かれていて、ものすごい作品に仕上がっています。
自分で弾けない曲を簡単に弾けるようになっていたことに驚き、その後妬み、なんとかしようと世界的チェリストに弟子入りして海外へ。
そして、ついに日本に戻ってきます。
なるほど。盛り上がりますね。
今後の展開も非常に気になります。