「リアル鬼ごっこ」@山田悠介

★★★

全1巻

2001年

●あらすじ(GEMINIより)

山田悠介による衝撃的なデビュー作『リアル鬼ごっこ』は、2001年に刊行され、その衝撃的な設定と圧倒的な疾走感から中高生を中心に爆発的なヒットを記録したSFサバイバルホラー小説です。

舞台は西暦3000年の日本。国家を治める若き国王は、独裁的な権力を振るい、国民を恐怖で支配していました。国王は増えすぎた人口の削減と自らの日頃のストレス解消という理不尽な目的のために、前代未聞の凄惨な国家法案を発令します。それが、全国の「佐藤」という姓を持つ人々だけをターゲットにした殺人ゲーム「リアル鬼ごっこ」でした。

ルールはきわめて単純かつ残忍です。黒いスーツに不気味な赤いお面を身につけた「鬼」たちが全国各地に放たれ、一週間の制限時間内に捕まった佐藤姓の人間は、その場で容赦なく処刑されます。全国に約500万人いる佐藤さんたちは、自らの姓ゆえに突如として命を狙われる絶望的な逃走劇へ叩き込まれます。

主人公の高校生・佐藤翼は、生き残るために仲間たちとともに決死の逃亡を開始します。幼馴染の愛や、幼い頃に離れ離れになっていた妹の洋子を守るため、翼は圧倒的な運動神経と判断力を武器に、街中を駆け巡りながら襲い来る鬼たちの手から逃れ続けます。街のいたるところで同姓の人々が捕らわれ命を落としていく極限状態のなか、翼たちは極限の恐怖と闘いながら、仲間との絆や家族への想いを胸に立ち向かっていきます。

本作の最大の魅力は、一度聞いたら忘れられない「全国の佐藤さんが狙われる」という斬新なコンセプトと、ページをめくる手が止まらないスリリングな展開にあります。理不尽な暴力に抗いながら生き延びようとする若者たちの姿を描いた本作は、映画やドラマ、漫画など数々のメディアミックスも果たし、平成のサバイバルホラー文学を代表する一冊として今なお語り継がれています。

●感想

佐藤姓の人が狙われるという発想は結構前からあった気がする。

すごい面白いわけではないけど、まぁ手軽に読める作品です。

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