★★★★★
全35巻
1987年-2010年
バイク乗りは必読と言われているくらい有名なバイク漫画です。
特に刀と呼ばれているGSX−1100Rに乗ってポルシェとバトルをする最初の頃は、もう最高の漫画でした。
バイク乗りしか味わえない闘争心が見事に描かれていて、ひたすら速さを求めていた学生時代を読むたびに思い出します。
その後の世代に引き継がれ、チョースケが事故に遭うところまでが、この漫画の一つの流れではないでしょうか。
首都高でバトルをしたいなどとは全く思いませんが、スピードに憧れる気持ちは分かります。
そこから暴走族の話になってしまったのがなんか残念なところです。
一気にバイク漫画ではなくなってしまいました。
それでも、完結したので今まで読んでいなかったところも含め全て読みました。
キリンを引き継いだ若者。唯一シリーズを通して存在するモヒ。
まぁ悪くはないのですけど、バイク漫画で貫き通してほしかったなぁという気持ちが強いです。
つまらないところもありますが、全体を通して読んでみたらやっぱり最高の漫画でした。