2020年8月26日
★★★★
全10巻
2003年~2009年
タイトルの「弁護士のくず」からどんな悪徳弁護士の話だろうと思い読んでみたのですが、どれも非常に良い話でびっくりしました。
くずは弁護士の名前「九頭」のことだったんですね。
裁判の内容としてはどれも実際にあった事件をアレンジしたもののようです。
ひどい凶悪事件が多いなぁと思いますが、現実だと思うとさらに怖いですね。
それにしても予知能力でもあるのではないかと思うほどのくずの冴えに驚く内容ばかりなのですが、すらすらと読めて面白いです。
変に正義の味方っぽくないところや、実は犯罪犯しているけど弁護しないといけないことなんかも、良いのかもしれませんね。
弁護士の仕事はなかなか難しそうだなと思いました。