「特攻の島」@佐藤秀峰

全9巻
★★★★☆

2004年-2017年


評価が付けづらいです。

太平洋戦争の日本海軍の話です。

特攻機についてはよく知っているのですが、こちらは人間魚雷。

非常に重い話です。

初めの方は面白くなくて、少しずつしか読み進められなかったのですが、途中からとんでもなく気になりだしました。

人間魚雷である回天の制作者が自ら特攻。

それを受けてはじめは否定的だった人が市に向かって進んでいくという内容。

故障により出撃できず、生き残ってしまったことを恥と思うなど、当時の狂った状況をなぜそのような精神状態になるのかといったことが分かりやすく描かれています。

すごい作品ではあります。

ただ、あまりにもリアルで、そして後味が悪い。

戦争の悲惨さを知るのには良い漫画かもしれませんが、内容が難しすぎます。

しかし、潜水艦は恐ろしい平気ですが、無敵ではないこともわかりました。

戦争はやはり嫌です。

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