★★★★
全4巻
2012年-2013年
いよいよクロサギも完結編です。
毎回、中途半端なところで終わっているので消化不良を起こしていますが、完結編と名乗っているだけにちゃんと終わりました。
最後は宝条を倒すことになるのですが、これがまた後味が悪いです。
みんながそれぞれ思う正義があり、さらにそこをつぶしたところで新しい芽が出てきます。
これが意味あることなのか、難しい問題です。
宝条にしてみても、極悪非道というわけでもなかった気もします。
この辺も半沢直樹に出てきた敵と同じような感じがしました。
それでも、クロサギシリーズはかなりしっかりと読むことが出来ました。
いろいろな魅力があったと思います。
最後の方は詐欺行為より暴力系になってしまったのが、若干ストーリーとしては残念な気がしました。
それでも面白かったです。