「常務島耕作」@弘兼憲史

★★★★

2005年-2006年

全6巻

中国全土を統括する常務に昇進した島耕作。

2005年ごろは中国が大躍進した時ですね。

そして中国では反日のデモが多数起きていた時でもあります。

ちょうどシステム開発でもオフショアという言葉が流行し、もはやプログラミングは日本で行うものではないといったことが定着しだしました。

中国や韓国の企業が大きく躍進しだし、日本の企業だけは停滞したまま。

本当にこの時代の出来事をよく反映していると思います。

日本はこのままでよいのか、この後起こるリーマンショックを含め大変な時代だったと思います。

ソニーもひどいことになりました。

サンヨーはなくなりました。シャープも台湾企業に買われました。

まさかと思ったことが起こっています。

今思えばこの時もっと日本企業はなんとかならなかったのだろうかということです。

大企業病に置かされていた日本は2019年の現在も変わらないままの気がします。

後半はインドへ。

インドも躍進していくことでしょう。

まだまだ日本も頑張らないといけません。