★★★★
全7巻
1999年~2001年
タイトルからものすごい感じがして、内容はさらにものすごいです。
人間が兵器と融合しており、最強の兵器です。
その設定に対する疑問はあまり描写がなく、そんなことがどうしてとか、さっぱりわからないのですが、日本がとんでもないことになっていることが伝わってきます。
北海道の田舎町での話が、とんでもない戦争になり、どこが敵なのか分からないまま進んでいくのですが、結局地球が持たない話になっていて、最後は二人だけで宇宙に飛び立ちます。
話はもうよく分からないところが多いのですが、なぜか切ない状況が多くて、特に仕方なく戦争に巻き込まれ、自衛隊に志願し、死んでいく友人などは、ひどい状況のなかにも何か感じさせるところがあります。
世界が終わりに向かっていく中で何をするだろうか。その時これまでの人生が良い人生であったと感じられるだろうか。いろいろと考えさせられました。