「宇宙兄弟」@小山宙哉

★★★★★

2007年-2026年

全46巻

●あらすじ(GEMINIより)

幼い頃、夜空に浮かぶ謎の円盤を目撃したことをきっかけに「一緒に宇宙へ行こう」と固い誓いを交わした二人の兄弟、兄の南波六太(ムッタ)と弟の南波日々人(ヒビト)。

時が流れた2025年。弟のヒビトは28歳にして夢を叶え、日本人初となる月面着陸者として世界中の注目を集める気鋭の宇宙飛行士となっていました。一方、31歳になった兄のムッタは、自動車メーカーのサラリーマンとして働いていたものの、弟を悪く言った上司に頭突きをして会社をクビになり、実家で無職のパッとしない日々を送っていました。

絶望の淵にいたムッタでしたが、ヒビトが幼少期の約束を覚えており、こっそり応募していた「JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験」の書類選考通知が届いたことで人生が動き出します。「兄とは常に弟の前を走っていなければならない」という意地と胸の奥に眠っていた熱い想いを取り戻したムッタは、再び宇宙飛行士を目指して試験に挑むことを決意します。

選抜試験では、閉鎖環境での極限テストや自己プレゼンなど厳しい課題が次々と課されますが、ムッタは観察眼、機転、そして持ち前の優しさで、伊東せりかや古谷やすしをはじめとする個性的で優秀なライバルたちと深い絆を結び、見事にJAXA宇宙飛行士候補生として合格を果たします。

その後、舞台はアメリカ・NASAの訓練基地へ移ります。ヒビトが月面で命の危機に直面しながらも生還し、その後にパニック障害を克服していく苦悩のプロセスや、ムッタが途方もない厳しい訓練やチームビルディングを経て真の宇宙飛行士へと成長していく姿が描かれます。やがてムッタも念願の月面ミッション「CES-51」のクルーに選ばれ、月の世界へと旅立ちます。

月面での高度な科学実験や拠点建設ミッション、予期せぬ致命的な事故やトラブルの数々——。幾度となく絶体絶命の危機に見舞われながらも、ムッタは持ち前のユーモアと揺るぎない覚悟、そして地球で彼らを支える仲間やスタッフたちの想いを胸に試練を乗り越えていきます。

ロシアの宇宙飛行士として再起を果たしたヒビトと、月面で同じ足跡を重ねるムッタ。数々の挫折や悲しみを乗り越え、幼い頃に二人で誓い合った「二人で一緒に宇宙に立ち、その先の未来へ進む」という最大の約束に向かって、感動のフィナーレへと駆け抜けていきます。

●感想

連載してから結構読んでいたのですが、なかなか完結しないのでこのところしばらく読んでいませんでした。

読んでいた時もワクワク感がすごくて、面白い作品だと思っていました。

それがついに完結したことを知り、一気読みすることにしました。

全46巻は大作なので、かなり気合を入れないといけないと思っていたのですが、読み始めたらどんどん読めます。

40巻くらいまでは読んでいたのですが、結構記憶があいまいであったので読み直すと感動がよみがえります。

すごい作品だと改めて思いました。

そして、いよいよ兄弟での月面。

どういう風に持っていくのか気になっていましたが、納得の内容です。

クライマックスはもう泣けました。

大泣きですね。

感動がすごいです。

ここで変に引っ張らずにおらわせたのも良かったかな。

セリカさんのムッタのその後も結構知りたかったところですけど。

近未来を描いた作品ですが、長期連載で時代が追い付いてきました。

アメリカとロシアの関係は現実はあまりよくないですけど、作品の感動は変わりませんね。

素晴らしい作品です。必読だと思います。

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