★★★
全2巻
2024年

●あらすじ(チャットGPTより)
人の“心の声”が聞こえてしまう特殊体質――それは真田家に代々伝わる“聞心(もんしん)の血筋”。高校生・真田心春はその力ゆえに、他人の本音と建前の落差を嫌というほど思い知らされてきた。笑顔の裏の嫉妬、優しさの裏の打算、何気ない言葉の奥に潜む悪意。望まずとも流れ込んでくる感情の奔流は、彼から他者への信頼を少しずつ奪い、「家族以外には決して心を開かない」という固い決意を抱かせるに至った。
そんな心春の前に現れたのが、転校生・夜蔦瀬雪姫。整った容姿とどこか浮世離れした雰囲気をまとい、周囲の視線を集める存在だ。ところが心春は、彼女に違和感を覚える。はっきり聞こえるはずの“心の声”が、雪姫だけはうまく読み取れないのだ。断片的にしか届かない、あるいはまるで霧に包まれたように掴めない本音。初めて出会う“読めない相手”に、心春の平穏は大きく揺らぐ。
雪姫は心春に興味を示し、距離を縮めようとする。だが、能力ゆえに人を避けてきた心春は戸惑い、警戒し、時に突き放そうとする。それでも彼女は屈せず、時に大胆に、時に無邪気に心春の世界へ踏み込んでくる。周囲のクラスメイトたちの本音が渦巻く日常のなかで、二人のやり取りはコミカルな誤解やハプニングを生み出し、物語は軽快に進んでいく。
しかし笑いの裏で、心春は気づき始める。雪姫の“読めなさ”は単なる偶然ではないのではないか。彼女もまた、何らかの“血筋”や秘密を抱えているのではないか――と。能力に縛られ孤独を選んできた少年と、謎を秘めた少女。読めないからこそ芽生える期待と不安、触れたいのに踏み込めないもどかしさが、やがて淡い恋心へと姿を変えていく。
本能か、運命か。それとも血筋が引き寄せた必然か。第1巻では、心春と雪姫の出会いから関係の芽生え、そして能力の謎へと続く導線が描かれ、物語は次なる波乱を予感させながら幕を閉じる。笑いと胸の高鳴り、そして少しの切なさを織り交ぜた、摩訶不思議“血筋”ラブコメの開幕篇である。
●感想
心の声が読めるというよくある話。
まぁすごく面白いというわけではないですが、全2巻で絵も奇麗なのですぐ読めました。