「いっぽん!! ~しあわせの日本酒~」

★★★★

2016年~

連載中

~3巻まで読んだ

●あらすじ(チャットGPTより)

『いっぽん!! ~しあわせの日本酒~』は、原作・増田晶文、作画・松本救助による日本酒を題材としたグルメ漫画で、百貨店を舞台に日本酒の魅力と人々の人生が交錯する物語である。主人公は、老舗百貨店「クロキ」に勤める女性社員・紗々竹葉(ささたけ は)。仕事は真面目にこなす一方で、自身の能力を生かした新たな挑戦を望んでいた彼女は、ある日、50周年記念イベントの特別企画として「日本酒企画推進室」の室長に抜擢される。未経験の部署での任務は重く、上司や同僚、そして顧客の期待を背負う中で、日本酒の知識や企画力を問われることになる。

物語は、紗々が日本各地の酒蔵を訪れ、実在する蔵元や銘柄と触れ合いながら、日本酒の文化や造り手の想いを学ぶ過程を中心に描かれる。第1巻では、彼女が初めて蔵元を訪問し、酒造りの現場での作業や季節ごとの工程、蔵人たちの情熱に触れることで、日本酒が単なる飲み物ではなく、人々の生活や歴史に深く根ざした存在であることを実感する。さらに、酒の香りや味わい、酒米の種類や精米歩合など専門的な要素も交えつつ、読者にわかりやすく紹介されている。

第2巻では、紗々が「桜守」という酒と縁のある人物・波留と出会う。蔵元との打ち合わせや試飲を通じて、企画の方向性やテーマを模索する中で、彼女自身の成長や酒に対する理解が深まる。百貨店の顧客層やイベント運営の現場も描かれ、単なるグルメ漫画ではなく、ビジネス企画や人間関係のリアルな描写が加わることで物語に厚みが増す。また、蔵元の家族や地域コミュニティとのつながりも描かれ、酒を通じた人と人との結びつきや温かみが感じられる。

第3巻では、百貨店に覆面調査官が現れ、彼女の企画が評価されるかどうかの試練が訪れる。その調査官は社長の叔母であり、45年物の古酒を推すなど、酒の世界の奥深さや歴史的価値を意識させるエピソードが展開される。紗々は挑戦を通じて企画力と交渉力を磨き、日本酒の魅力を顧客に伝えるだけでなく、自らの成長にもつなげていく。

本作の魅力は、実在の蔵元や銘柄を登場させることで、リアリティのある酒文化を描きつつ、主人公の成長や人間関係、仕事の挑戦を同時に楽しめる点にある。読者は、百貨店の企画というビジネス視点と、蔵元訪問を通じた酒の知識というグルメ要素を同時に体験できる。さらに、酒を媒介にした人々の交流や心の触れ合いが丁寧に描かれ、読後には温かい余韻が残る。『いっぽん!! ~しあわせの日本酒~』は、日本酒の魅力を存分に楽しみながら、大人の読者も共感できる人間ドラマとして仕上がっている。

●感想

日本酒が好きになってきたので、日本酒を題材にした漫画がないかと探して見つけた作品です。

これは面白いですね。

百貨店の日本酒売り場でおく日本酒を探すために全国の酒造をまわるみたいな楽しい仕事。

こんな仕事いいなぁと思ってしまいます。

次が早く読みたいのですが、3巻が出てからもうだいぶ経っている気がします。

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