★★★
1983年-1985年
全13巻
●あらすじ(チャットGPTより)
『ウイングマン』は、桂正和による初期の代表作で、正義のヒーローに憧れる高校生・広野健太が主人公である。健太はいつも自分が考えたオリジナルヒーロー「ウイングマン」の妄想にふけり、授業中もヒーローの絵ばかり描いて教師に叱られていた。ある日、彼は異世界ポドリムスからやって来た美しい少女、アオイ=志摩=ポドリムスと出会う。彼女は「ドリムノート」という不思議なノートを持っており、それに描いたものが現実化する力を秘めていた。健太がそのノートに「ウイングマン」と記すと、彼の夢は現実となり、本当にヒーローに変身できるようになる。
やがて健太は、アオイが祖国を支配しようとする独裁者ライエルから逃れて来たことを知り、彼女を守るため戦いに巻き込まれていく。ドリムノートを狙うライエルの刺客が次々と襲来し、健太はウイングマンとして悪と戦い続ける。彼を支えるのは、アオイだけでなく、幼なじみで活発な少女・美紅(みく)であった。健太を想う美紅と、彼に惹かれていくアオイとの間には微妙な三角関係が生まれ、物語にはラブコメディ要素も色濃く描かれる。
戦いは次第に激化し、学園生活と異世界の命運が交錯する展開へと発展する。健太は「夢を信じる力」こそがヒーローの原点であることを胸に刻み、仲間たちと共にライエルの野望を阻止すべく奮闘する。ウイングマンは単なる空想の存在ではなく、「誰かを守りたい」という健太自身の心の象徴であり、彼は成長とともに真のヒーローへと歩んでいく。
最終的に健太たちは数々の困難を乗り越え、ポドリムスと地球の平和を守るために戦い抜く。夢、友情、恋愛、正義といった少年漫画の王道要素が詰め込まれた本作は、桂正和の魅力的なキャラクターデザインと共に、ジャンプ黄金期を支えた名作として今も語り継がれている。
●感想
今読むと絵もそれほど綺麗ではないし、ストーリーも単調だしで、あまり面白く感じなくなってしまっていますが、当時はものすごい面白いと思った作品でした。
アニメもやっていて、変身ポーズをまねしたりもしたものです。
改めて読むと、あれっこんな内容だったっけと思ってしまうのですが、変わってはいませんよね。
きっと自分が歳をとったということだと思います。