「プラチナエンド」@大場つぐみ×小畑健

★★★★

全14巻

2015年-2021年

あのデスノートを描いた作者と作画が同じという素晴らしいコンビです。

しかし、デスノートは後半が難しかったんだよなぁと思い、今回はそうならないことを期待したのですが、より難しかったです。

デスノートと感じは非常に近いものがありました。

天使に神候補と選ばれた人が争う内容で、最大3つの特殊能力が与えられます。

それらが天使の階級によってという所が良いですね。

どの天使がつくかによって能力が限定されてしまいます。

しかし、人を魅了できる赤い矢がやはり中心で、そもそも神候補に選ばれる人が自殺しようとしていた人だったりするので、考え方がなかなか複雑です。

最後のほうはものすごい難しい話。

この考え方はしてはいけないよなぁというような内容だったりして、真剣に考え出すとかなりの問題作だったりします。

少年誌でこの内容を出していくと中二病が増えるかもとか、村上春樹が好きそうだとか、色々と思ってしまいましたが、まぁ最後も散々な内容で、結果的にも問題作でした。

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