★★★★★
全27巻
1980年-1990年
ものすごい奥の深いショートストーリーが多数集録されています。
話はどれも昭和で、なかなか古めかしい話なんですけど、現代にも通じる話が多いです。
それにしても不幸な話が多いです。でも、昭和らしい、戦後らしい強さも感じられます。
こんな大変な時代もあったんだと思い、今が幸せに感じられるのが良いのかもしれません。
いろいろな人生があり、どれも単純ではないことや、一つの間違いから深みにハマることなど、いろいろ考えさせられます。
さすがに大学生でもなかなか共感を得るのは難しいので、社会人2・3年位から10年目くらいで読むと考えられさせることが多いのではないかと思います。
一度は読んでもらいたい作品です。