★★★☆
全8巻
2008年-2014年

●あらすじ(チャットGPTより)
『刻刻』は、堀尾省太先生によって2008年から2014年にかけて講談社の「月刊モーニングtwo」にて連載されたサスペンスアクション漫画です。単行本は全8巻で非常に美しく完結しており、2018年にはその独特な世界観が完全テレビアニメ化され、国内外のSF・サスペンスファンから大きな注目を集めました。
物語は、無職の父や兄を持つ、ごく平凡な家庭の娘・佑河樹里(ゆかわじゅり)を主人公に展開します。ある日、甥の真と兄の翼が謎の誘拐犯に拉致され、身代金の引き渡し期限まで猶予がなくなってしまいます。絶体絶命の状況のなか、祖父(じいさん)が佑河家に代々伝わるという秘術「止界術(しかいじゅつ)」を発動。すると、周囲の森羅万象すべてがピタリと停止した驚異の世界「止界(しかい)」へと突入します。
本作の最大の魅力は、この「止界」という特殊な閉鎖空間の設定と、そこで繰り広げられる極限の心理戦にあります。止まった世界の中で誘拐犯のもとへ向かった樹里たちでしたが、なんとそこには、同じように止界の中で動くことができる謎の宗教団体「真純実愛会(しんじゅんじつあいかい)」の刺客たちが待ち受けていました。
術を悪用しようと目論む宗教団体と、ただ家族を取り戻したいだけの佑河家。止まった世界を管理し、ルールを破る者を容赦なく排除する異形の怪物「管理人(タマワニ)」の恐怖に怯えながら、限られた空間と能力を駆使した命がけの頭脳戦と暴力の応酬が描かれます。
堀尾先生の緻密でどこか冷徹なリアルさを持つ画力が、静寂に包まれた「止まった世界」の不気味さと緊張感を完璧に表現しています。全8巻というコンパクトな巻数の中に、無駄な引き伸ばしが一切なく、謎の提示から伏線回収、そして佑河家の家族の成長と結末までが完璧な構成で描かれており、一度読み始めたら止まらなくなるソリッドシチュエーション・サスペンスの傑作です。
●感想
なかなか難しい漫画でした。
時が止まった世界で起こる事件。
理解するまで結構大変でした。
そして、最後はどう終わるのかかなり期待していたのですが、なんかあっけらかんとした展開でびっくり。
この終わり方はいいけど、なんだろうな・・・。