「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」@赤坂アカ

★★★★

2015年-2022年

全28巻

●あらすじ(チャットGPTより)

『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』は、赤坂アカによる恋愛コメディ漫画で、超名門・秀知院学園の生徒会を舞台に、天才同士の恋愛心理戦を描いた作品です。主人公は生徒会長・白銀御行と副会長・四宮かぐや。二人は互いに好意を抱いていながらも、「自分から告白したら負け」というプライドと意地のせいで、相手から告白させようと頭脳戦を繰り広げるという独特の構成が物語の軸となっています。

白銀は地方の庶民的な家庭に生まれながら、努力と根性で秀知院学園に入り、成績学年トップを誇る努力家。一方の四宮かぐやは、日本有数の財閥の令嬢で、知性も教養も容姿も完璧な才媛です。しかし、厳しい家庭環境の中で育ち、人を信じることや感情を素直に表すことが苦手な少女でもあります。そんな二人が生徒会で出会い、互いを認め合いながらも、「好き」とは言えない関係が続いていきます。

物語序盤では、白銀とかぐやがささいな出来事を通じて相手に告白させようとする心理戦がコミカルに描かれます。例えば、映画の誘い方、弁当のやり取り、休日の過ごし方など、日常の中の一つひとつの出来事が、まるで戦略バトルのように演出されます。生徒会書記・藤原千花の天然な行動が二人の作戦を無茶苦茶にするなど、テンポの良いギャグとユーモアで人気を博しました。

しかし中盤以降は、恋愛頭脳戦の裏で、それぞれの心の成長や人間ドラマが深く描かれていきます。白銀は家族への責任感と将来への不安を抱えながらも、かぐやの支えで少しずつ前向きに変化していきます。一方のかぐやも、孤独だった自身の人生に白銀という存在が光をもたらし、閉ざされていた心を開いていきます。また、生徒会メンバーの石上優や伊井野ミコといった脇役たちも、それぞれの恋や葛藤を通じて成長していく姿が描かれ、物語は群像劇としての厚みを増していきます。

物語の転機は文化祭「奉心祭」で訪れます。白銀は、かぐやを自分の想いと共に海外の大学に誘おうと決意し、ついに長い恋愛頭脳戦に終止符を打ちます。数々のすれ違いを経て、かぐやもまた自分の心に正直になり、白銀に告白。二人は晴れて恋人同士となり、物語は恋の駆け引きから、将来を見据えた成長と別れへと進んでいきます。

終盤では、卒業を控えた白銀がアメリカの大学へ留学し、かぐやは日本に残って学業と家業に向き合うという選択をします。遠距離ながらも互いを信じ合い、未来を誓い合う姿が描かれ、恋の勝敗を超えた深い絆で物語は幕を閉じます。

『かぐや様は告らせたい』は、単なる恋愛コメディにとどまらず、「好き」という感情に込められた人間の弱さや誇り、そして成長を描いた青春群像劇でもあります。知略と笑い、そして切なさが交錯する本作は、恋愛漫画の新たな名作として高く評価されています。

●感想

高校の生徒会で、生徒会長と副会長が両想いなのだけれど、お互いのプライドから相手に告白させたいという気持ちから戦略を練る話。

普通の学生恋愛ものかと思ったら、まぁそのとおりなのだけれど結構楽しい。

定番のお金持ちのお嬢様で、家柄の問題など使い古されたストーリー何だけれど、それなりに面白い。

ある程度ストーリーが読めてしまうけど、まぁそのとおりに進んでいくのもいいものですね。

でも、最終話でどちらかが告白して終わりかと思ったら、想定より早い段階で付き合ってしまい、そこからの話が長いです。

この辺は想定外ですね。

それらも含めて最後まで楽しめました。

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