★★★★★
1997年-1998年
全8巻
●あらすじ
7階と8階の間にある私設刑務所に10年間監禁されていた男・五代大吾が解放されるところから始まる復讐劇です。大吾は監禁されていた理由も、誰が自分を閉じ込めたのかも分からないまま自由を取り戻します。解放後、彼は自分を監禁した犯人を追うため調査を開始。その過程で、彼を監禁した黒幕が姿を現し、10年間の監禁はある「過去の出来事」が原因であると告げられます。
大吾は、自分の記憶を辿りながら、犯人の狙いや動機を明らかにしようとしますが、次々と仕掛けられる謎と心理戦に巻き込まれていきます。真実に近づくにつれ、犯人が仕掛けた復讐の深い理由と、大吾自身の過去に隠された罪が浮き彫りになっていきます。監禁された時間の苦しみと、自らの過去への向き合いが交錯する物語は、人間の記憶と後悔、赦しのテーマを鋭く描き、驚愕の結末へと至ります。
●感想
漫画より先に映画で見て、その後漫画を読んだはずなんですが、すっかり内容を忘れてしまっていたので、改めて読みました。
7.5階に十年間監禁されていたところまでは覚えていましたが、その後がさっぱり。
読んでいるうちに徐々に思い出してきました。
なるほど。確かに読んだことあると読んでしまえば思うのですが、それでもラストが全く思い出せず。
それこそ、催眠術にかかっているのではないかというくらい忘れていました。
そのおかげで、読むのが非常に楽しかったですけどね。
全部読み終えてスッキリしました。
まぁ、最後これはありきたりだなぁと思いつつ、それでも面白かったです。