★★★★
全17巻
2019年-2023年
●あらすじ
「グラップラー刃牙」シリーズの第5作目で、相撲をテーマにした物語が展開されます。地下闘技場の王者・範馬刃牙を中心に、現代の相撲界と古代相撲の戦士たちがぶつかり合う壮絶な戦いが描かれています。
物語は、伝説の力士「野見宿禰(のみのすくね)」の二代目が登場するところから始まります。彼は相撲のルーツを体現する戦士で、巨大な体格と圧倒的な握力を持ちながらも礼儀正しい人物です。地下闘技場の格闘家たちと、日本相撲協会所属の力士たちがそれぞれの技と哲学をぶつけ合い、相撲の本質に迫る6対6の団体戦が繰り広げられます。
物語後半では、範馬刃牙と二代目宿禰が直接対決。さらに、範馬勇次郎やジャック・ハンマーといった刃牙シリーズの常連キャラクターも交え、極限の戦いが描かれます。ジャックは「噛道(かみどう)」という新たなスタイルを提唱し、野見宿禰との異種格闘戦が見どころの一つです。
作品全体を通して、現代の格闘技と日本の伝統である相撲の融合、そして戦士たちのプライドが際立っています。最終巻では、シリーズを締めくくる激戦が描かれ、範馬刃牙が相撲の真髄に挑むシーンがクライマックスとなります。
●感想
いつの間にか、刃牙は挑戦者ではなく王者になって君臨しています。
今回は相撲で、なんでもありの古代相撲。
確かに相撲は強いですよね。
もはや格闘技の説明漫画にもなっているようで、面白いは面白いのですが、すごい面白いというわけではなく、かといって読み進めるのはガンガンいける。
この感覚は何なんだろう。
不思議な漫画になってきました。