「児童養護施設の子どもたち」@榎本由美×穂実あゆこ

★★★☆

全2巻

様々な事情で親元を離れて暮らす子どもたちが集う児童養護施設が舞台です。虐待や貧困、家庭の問題など、子どもたちの過去はそれぞれ異なりますが、みな心に深い傷を抱えています。施設での生活は、決して簡単なものではありませんが、施設の職員たちは、子どもたちが安心して過ごせるよう日々努力しています。

作品は、子どもたち一人ひとりの成長や葛藤、施設内での交流、外部の学校での生活、そして将来への不安や希望を描きながら、子どもたちが少しずつ心を開いていく様子を丁寧に描写します。また、彼らを支える職員の苦悩や喜びも重要な要素として描かれており、施設の内外で繰り広げられる人間関係が感動的に描かれます。

子どもたちが抱える問題に対して、周囲の大人たちがどのように向き合い、支えていくのかがテーマとなっており、児童養護施設での生活や、そこで育つ子どもたちのリアルな姿を知ることができる作品です。

今年の24時間テレビで一時期児童養護施設にいたやす子がランナーとして児童養護施設のための募金を募りながら走っていて、施設に少し興味をもち読んでみました。

分かってはいたことですが、なかなかつらい現実です。

虐待などで子供が施設で暮らすことになり、施設生活の葛藤などが描かれています。

こういうこともしっかり知っておかないといけないなと思いました。

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