★★★★★
全50巻
2007年-2022年
ついに完結したちはやふる。
百人一首のかるたでよくここまでストーリーをまとめられたなと思う作品です。
東京府中市の分倍河原駅が舞台となっていて、以前住んでいた街なので非常に親近感が湧きます。
かるたでここまで感動が与えられるのかというほど、読んでいるといたるところに泣けるポイントがあります。
本当にすごいですね。
新と太一の二人の関係も非常によく描けていると思います。
それぞれのキャラが立っていて、難しい人間模様があります。
最後はそうなるかという感じで、まぁいわれてみればそうなる伏線は多数用意されていたので、それが最もハッピーエンドなのだろうなと思いました。
全50巻を感じさせないテンポの良さと深み。
これは傑作だと思います。